ジャパンカップ 1991年

第11回 ジャパンカップ 1991年

1991年のジャパンカップで、単勝オッズ1.9倍と断然の1番人気に支持されたのは、日本のメジロマックイーンだった。前走は1位に入線するも18着に降着となった天皇賞(秋)。降着となったものの、繰り上がりで優勝したプレクラス二ー以下に大きな差をつけて先着している。その強さを多くのファンは支持した。

2番人気はフランスのマジックナイト。2走前にヴェルメイユ賞を制してG1初制覇。前走の凱旋門賞でも2着に入っている。そしてランフランコ・デットーリ騎乗のドラムタップスが3番人気となった。

レースは公営・大井競馬のジョージモナークがハナに立って、レースを引っ張る形となった。メジロアルダン、フジヤマケンザンが続く。メジロマックイーンもその直後からのレースとなった。

1000メートル通過は60秒4。それほど速い流れではない。4コーナーから直線に入ったところでは、ほぼ一団の状態だった。直線での末脚比べのレースとなる。内ラチ沿いからメジロマックイーンが伸びてくる。日本のNO.1ホースがやはりここでも存在感を見せるのか?と思った瞬間、外から「世界の脚」を持つ馬たちが迫ってきた。マジックナイト、そしてアメリカのゴールデンフェザントである。この2頭がメジロマックイーンをあっという間に突き放してしまった。2頭の叩き合いは1馬身1/2差でゴールデンフェザントに軍配が上がる。メジロマックイーンはオーストラリアのシャフツベリーアヴェニューにも交わされ、4着に敗れた。

勝ったゴールデンフェザントは前年1990年のアーリントンミリオンの優勝馬。2つ目のG1タイトルは日本でのものとなった。引退後、日本に種牡馬として輸入され、1997年の青葉賞を制したトキオエクセレント、2005年の新潟記念、府中牝馬ステークスを制したヤマニンアラバスタなどの産駒が出ている。


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